ニュース

中央 その他

サクラオリオン、サクラゼウスがレックスSで種牡馬入り

2011年02月06日 22時15分

新ひだか町のレックススタッドに1月21日、サクラオリオン(牡9歳、父エルコンドルパサー)とサクラゼウス(牡7歳、父サクラバクシンオー)の2頭が、種牡馬として繋養されるため入厩した。
サクラオリオンの競走成績は41戦6勝。3歳から8歳まで6シーズンに渡り現役を続け、2009年にはG3中京記念、G3函館記念と2つの重賞を制した。
同馬は近親に名種牡馬ゴーンウエスト、ノウンファクトらがいるファミリー。わずか3世代の産駒からヴァーミリアン(ジャパンCダート)、アロンダイト(ジャパンCダート)、ソングオブウインド(菊花賞)と3頭のG1ホースを送ったエルコンドルパサーの後継として種牡馬入りした。
一方のサクラゼウスは07年のG3ファルコンS3着馬。その後、重度の屈腱炎を発症したため休養を余儀なくされたが、10年に高知へ移籍すると12戦全勝の成績を収め、潜在能力の高さを見せた。重賞勝ちこそないが、“内国産サイアーの雄”サクラバクシンオーの跡継ぎとして期待は大きい。
2頭の種牡馬入りに立ち会った、生産者である新和牧場の谷岡毅代表は「オリオンは母系が優秀ですし、父から受け継いだ遺伝力を伝えてほしいですね。ゼウスは能力はあったけど故障に泣かされました。馬格もあるので良い産駒を送り出してほしいです」とエールを送った。
種付料はサクラオリオンが30万円(産駒誕生後支払)で、サクラゼウスが20万円(産駒誕生後支払)。2頭のニューフェイスは2月16日のレックススタッド種牡馬展示会で関係者にお披露目される。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ