ニュース

中央 その他

ダーレー種牡馬、ディープスカイとパイロの初産駒誕生

2011年01月30日 21時01分

昨シーズンから日高町のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスで種牡馬生活を送っている、2008年ダービー馬ディープスカイ(牡6歳、父アグネスタキオン)と米G1馬パイロ(牡6歳、父プルピット)の初産駒が、同町のダーレー・ジャパン・ファームで相次いで誕生した。
ディープスカイの初仔は1月14日生まれの栗毛の牝馬。母はチャリティークエスト(牝7歳、父コロナドズクエスト)で、近親にはデアリングハート(G3クイーンS)、ピットファイター(G3武蔵野S)がいる。
父と同じ毛色で四白流星の特徴を持つ“長女”は順調に成長。一面雪に包まれたパドックを生き生きと駆け回り、愛嬌を振りまいていた。ダーレー・ジャパン(株)スタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏は「どんな仔が生まれるか注目していましたが、正確な肢と体高のある馬体をした産駒が生まれました。ディープスカイの種牡馬としての将来に自信を深めています」とキッパリ。次世代を担う二世の誕生を喜んでいた。
ディープスカイは08年のG1ダービー、G1NHKマイルCを制した変則2冠馬。昨年は116頭に種付け。チャンピオンサイアーに輝きながらも急逝してしまったアグネスタキオンの後継として大きな期待が掛けられている。
一方のパイロ産駒は、ドリームスキーム(牝7歳、父マキアヴェリアン)を母に持つ鹿毛の牡馬。出産予定より6日早い1月12日に生まれたにもかかわらず、59㌔とサイズにも恵まれた。
ホーラン氏は「骨格もあり精悍な顔立ちをしており将来性を感じさせますね」と満面の笑み。すくすくと育つ“長男坊”に目を細めていた。
パイロはG1フォアゴーSなど重賞4勝を挙げた米国産馬。エーピーインディ系成功種牡馬プルピットの本邦初後継として、供用1年目の昨シーズンは84頭の繁殖牝馬を集めた。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ