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G5勝馬ワンダースピードがレックススタッドで種牡馬入り

2011年01月23日 21時33分

2009年のG2東海Sなどダート重賞5勝を挙げたワンダースピード(牡9歳、父キンググローリアス)が1月13日、新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りした。
同馬は近年のダート界を支えたヴァーミリアン、カネヒキリらと同期。2歳夏にデビューし初勝利まで10戦を要したが、キャリアを重ねるごとに力をつけ6歳春にG3アンタレスSで重賞初制覇を飾った。その後もG2東海S、G2名古屋グランプリ2回、G3平安Sと重賞5勝を記録。ダート重賞路線の常連として長く活躍した。競走成績は46戦12勝(うち地方9戦3勝)、総収得賞金は4億1845万6000円。
1月10日付で競走馬登録を抹消された同馬は13日午後、休養先だった滋賀県の栗東ホース倶楽部から同スタッドに到着。スタッフに出迎えられ、元気な姿で新たなスタート地点に立った。
父キンググローリアスは93年の2歳チャンピオンサイアーとなるなど数多くの活躍馬を送った名種牡馬。昨シーズンを最後に種牡馬生活を退いていることから、本馬が貴重な後継となる。
種付料は30万円(産駒誕生後支払)。事務局の(株)レックスでは「引退レースとなった名古屋グランプリを勝っての種牡馬入りとなりました。タフで丈夫、無事是名馬の典型でしょう。種牡馬としても息の長い活躍をしてくれたら良いですね」と期待している。

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