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G1・7勝馬アドマイヤドンが韓国へ輸出

2011年01月23日 21時33分

朝日杯フューチュリティS、JBCクラシック3連覇など芝・ダートのG1を7勝し、安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたアドマイヤドン(牡12歳、父ティンバーカントリー)は、今シーズンから韓国で供用されることが決定。1月18日夕方に出国検疫先だった新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場を出発した。
アドマイヤドンは牝馬2冠馬ベガの3番仔で、1999年のダービー馬アドマイヤベガの半弟。競走成績は25戦10勝(うち海外1戦)で、2001年朝日杯フューチュリティS、02、03、04年JBCクラシック、03年南部杯、04年フェブラリーS、04年帝王賞を制し、01年にJRA最優秀2歳牡馬、03、04年にJRA最優秀ダートホースに輝いた。
06年に種牡馬入りし、これまでに2世代がデビュー。トーセンアレス(JRA3勝)やブルーソックス(JRA2勝)など37頭が勝ち上がっている。
新たな繋養先は、済州島にある緑原牧場(リョクウォンファーム)。下関からフェリーで釜山へ向かい、入国検疫を経てスタッド入りする。同牧場には約50頭の繁殖牝馬のほか、ニホンピロニールも種牡馬として繋養。オーナーは日本産馬に関心が高く、昨年のジェイエス繁殖馬セールでも繁殖牝馬を購入している。

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