ニュース

中央 その他

菊花賞馬ザッツザプレンティが乗馬へ転向

2011年01月16日 20時59分

2003年の菊花賞馬で、新ひだか町のレックススタッドで種牡馬生活を送っていたザッツザプレンティ(牡11歳、父ダンスインザダーク)が、今シーズンから乗馬に転向することになり、苫小牧市のノーザンホースパークへ移動した。
同馬は02年11月にデビュー勝ち。3戦目のG3ラジオたんぱ杯2歳Sを4馬身差で圧勝し、クラシック戦線に駒を進めた。皐月賞は8着、ダービーは3着と、ともにネオユニヴァースの後塵を拝したが、菊花賞でネオユニヴァースの三冠を阻止して優勝。父ダンスインザダークに続く父仔2代制覇を成し遂げ、父に初めてのG1タイトルをプレゼントするとともに、サンデーサイレンスの孫として初のG1ウイナーとなった。
通算16戦3勝の成績を残し、06年に社台スタリオンステーションで種牡馬入り。07年シーズンからレックススタッドに繋養されていた。初年度産駒は現4歳。JRAではロードセイバー、シーズバレンタインの2頭が勝ち上がっている。昨年の種付頭数はわずか2頭だった。
愛馬を送り出した同スタッドでは「おとなしく、素直で賢い馬なので乗馬として活躍できると思います。新たなステージで頑張ってほしいですね」とエールを送っていた。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ