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HBA浦河種馬場跡地に洗浄施設が完成

2011年01月16日 20時59分

浦河町のHBA日高軽種馬農協浦河種馬場跡地にこのほど、浦河洗浄施設が完成した。お披露目を兼ねた修祓式には荒木正博HBA組合長、朝井洋JRA日高育成牧場場長、浦河町職員、HBA役職員ら約50名が出席。念願だった洗浄施設の完成を祝った。
同種馬場は1965年に開場。かつてはトウショウボーイ、イエローゴッドなどを繋養し、日本競馬界の発展に大きく寄与してきた。種馬場の統合により98年に閉場されてからは、跡地の利用方法を巡り様々な要望が出ていた。
修祓式で荒木組合長は「生産の第一歩といえる洗浄施設が完成したことは大変嬉しい」と挨拶。強い馬づくりに役立ててほしいと願った。
洗浄施設は子宮炎などの病気予防や不妊治療などを目的とした、繁殖牝馬の子宮洗浄を行うところ。浦河地区では不足しており、地域生産者にとっては願ってもない施設となった。
完成した施設を目の当たりにした地元の生産者は「遠くまで洗浄に行かなくて済むので本当に嬉しい。周りの生産者の意欲を掻き立てる意味でも大きいですね」と笑顔を見せていた。

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