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重賞2勝馬マルカシェンクがブリーダーズSSで種牡馬入り

2011年01月16日 20時59分

2005年のG2デイリー杯2歳Sなど重賞2勝を挙げたマルカシェンク(牡8歳、父サンデーサイレンス)が、今シーズンから日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りすることが決まった。
同馬は05年9月にデビュー勝ち。続くデイリー杯2歳Sで重賞初勝利を飾った。3戦目も快勝してクラシック候補と目されたが骨折。復帰後、08年のG3関屋記念で重賞2勝目を挙げた。通算成績は35戦5勝。昨年のG1ジャパンCダート(10着)が現役最後のレースとなった。
引退が決まってからは仏国で種牡馬入りの予定だったが、母シェンクが伊1000ギニー馬、半妹ザレマがG3京成杯オータムH勝ち馬という母系に加え、不世出の大種牡馬サンデーサイレンスのラストクロップであることから急遽、同SSでの種牡馬入りが決定。産地のラブコールに応える形で昨年暮れに入厩した。
種付料は受胎条件20万円もしくは出生条件30万円。同SSでは「無事ならばG1タイトルを取れる器の持ち主でした。サンデーサイレンス直仔の種牡馬を迎えるのが最後になるかと思うと感慨深い気持ちでいっぱい。先輩たちに負けないよう活躍馬を出して成功してくれたら嬉しいですね」と期待している。

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