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デュランダルがブリーダーズSSに移動

2011年01月10日 18時51分

安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたデュランダル(牡12歳、父サンデーサイレンス)が12月24日午前、日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養場所を移動した。今シーズンから新天地で再スタートを切る。
同馬の競走成績は18戦8勝(うち海外1戦)。G1スプリンターズS、G1マイルチャンピオンシップ2回など芝短距離重賞戦線で桁外れの末脚を発揮し、2003年、04年と2年連続でJRA最優秀短距離馬に輝いた。
現役引退後の06年に種牡馬入り。“父サンデーサイレンス×母の父ノーザンテースト”が送り出した初めてのG1ウイナーとして一躍人気種牡馬となった。
すでにデビューしている産駒からはジュエルオブナイル(G3小倉2歳S)などが活躍。父譲りの切れ味鋭いスピードを受け継ぎ、ターフを賑わしている。
24日朝、移動先に到着した同馬は、社台SSスタッフの手によってスタッドイン。新たな生活の場となる種付所、厩舎をスクーリングした後、デュランダル用に改装されたパドックに放牧された。両SSスタッフらは放牧の様子を見ながら、同馬の癖や性格、振る舞いなどを情報交換。落ち着いた様子を確認すると一斉にホッとした表情を見せた。
新たなパートナーを迎え入れた事務局・(株)サラブレッドブリーダーズクラブの遠藤幹業務部長は「輝かしい実績を持つサンデーサイレンスの後継を繋養することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。まだ、若いのでこれからますます活躍してくれるでしょう。最高のクリスマスプレゼントになりました」と話していた。なお、今シーズンの種付料は受胎条件100万円、もしくは出生条件150万円となっている。

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