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G1・9勝馬ヴァーミリアンが社台SSに入厩

2011年01月10日 18時51分

日本最多となるダートG1・9勝を挙げたヴァーミリアン(牡9歳、父エルコンドルパサー)が12月23日、種牡馬として繋養される安平町の社台スタリオンステーションに到着した。
同馬は2歳時に芝のG3ラジオたんぱ杯2歳Sを制覇後、3歳秋にダートへ路線変更すると本領を発揮。G1ジャパンCダート、G1フェブラリーS、G1JBCクラシック3回、G1東京大賞典、G1帝王賞、G1川崎記念2回、G2浦和記念、G2ダイオライト記念、G2名古屋グランプリを制し、ダートG1・9勝、7年連続重賞勝利、JBCクラシック3連覇、18戦連続G1出走、4年連続G1勝利、ダート獲得賞金11億1631万500円など、2歳から8歳まで7シーズンに渡るキャリアの中で数々の記録を作った。通算成績は34戦15勝(うち海外2戦)。総収得賞金は11億6860万7500円。
12月18日の阪神競馬場での引退式後に、宮城県の山元トレーニングセンターを経由して23日午後、同SSに到着。悪天候のため予定より2時間ほど遅れたが、元気な姿で馬運車から降り立った。
種付料は50万円(受胎確認後支払)。すでに胆振・日高の若手生産者が中心となり、総額1億2000万円(1株200万円×60口)のシンジケートが組まれている。同SSでは「お陰様で多くの配合申し込みが来ています。当SSに繋養していたエルコンドルパサーの血が戻ってきて嬉しいですね。種牡馬は初年度が勝負なので、たくさん花嫁を集めてバックアップしたいです」と期待している。

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