1月9日のシンザン記念(G3)で、牝馬のドナウブルー(栗東・石坂正厩舎)が、史上3頭目の無敗Vを狙う。同馬の父ディープインパクトは、昨年のJRA2歳リーディングサイヤーで、鞍上の福永祐一騎手も、昨年のJRA2歳戦で最多の33勝を挙げている。牝馬の勝利は、99年フサイチエアデール以降ないが、果たして、牡馬勢を蹴散らし、無敗で勝利を飾ることができるかどうか。また、シルポートに騎乗し5日の京都金杯(G3)を制した小牧太騎手は、アドマイヤサガス(牡、栗東・橋田満厩舎)で重賞2連勝に挑む。近年、京都金杯優勝騎手は、1月中に重賞2勝以上を挙げるケースが目立っており、過去10年間では02年武豊騎手、05年武豊騎手、08年岩田康誠騎手が、京都金杯とシンザン記念を制している。なお、アドマイヤサガスを管理する橋田調教師は、10日のフェアリーS(G3)にもアドマイヤセプターを登録しており、Vなら、16年連続JRA重賞制覇&歴代19人目のJRA重賞通算50勝の記録がかかる。