産駒デビュー3シーズン目となったキングカメハメハ(牡9歳、父キングマンボ)が大躍進を遂げた。今年は牝馬三冠のアパパネ、ジャパンC優勝のローズキングダムらが活躍。8月に2年連続JRA年間100勝を達成すると、11月には158勝目を挙げ、クモハタが持つ内国産種牡馬のJRA年間最多勝利数157勝を57年ぶりに更新した。さらに、2008年6月の初出走以来2年5カ月でJRA通算300勝に到達。サンデーサイレンスの2年11カ月を抜くスピード記録を樹立した。サイアーランキングでは2位フジキセキに約12億円の差をつけてトップを独走。1994年のトニービン以来16年ぶりとなる非サンデーサイレンス系によるチャンピオンサイアーの座に当確ランプを灯した。また、今シーズンは266頭に種付け。自身が持つ国内最多種付頭数256頭の記録を更新した。