12月18日の小倉10Rつわぶき賞(2歳500万下)において、サクラバクシンオー産駒のスギノエンデバー(牡2歳、栗東・浅見秀一厩舎)が優勝し、サクラバクシンオー(牡21歳、父サクラユタカオー)はJRA年間100勝を達成した。
同馬は内国産種牡馬として一時代を築いたサクラユタカオーの代表後継。現役時代はG1スプリンターズSを連覇するなど芝短距離戦線で圧倒的な存在感を示した。1995年に種牡馬入りすると、産駒は父譲りのスピードを発揮。これまでにG1高松宮記念を制したショウナンカンプ、サマースプリントチャンピオンのカノヤザクラなど多くの重賞ウイナーを輩出している。産駒デビュー13シーズン目の今年は、グランプリボスがG1朝日杯フューチュリティSを制し、父仔3代G1勝利を達成。勝利数も順調に積み重ね、2008年以来2年ぶり5回目の年間100勝の快記録を樹立した。JRA通算勝利数は1052勝。歴代では11位、内国産種牡馬ではトサミドリ、フジキセキに次ぐ3位にランクしている。