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アドマイヤコジーンがレックススタッドへ移動

2010年12月19日 21時45分

2006年の2歳新種牡馬チャンピオンで、安平町の社台スタリオンステーションに繋養されていたアドマイヤコジーン(牡14歳、父コジーン)が12月6日、新ひだか町のレックススタッドへ移動した。来シーズンからは同スタッドで種牡馬生活を続ける。
同馬の競走成績は23戦6勝(うち海外1戦)。デビュー2戦目の新馬戦で勝ち上がると、G3東京スポーツ杯3歳S、G1朝日杯3歳Sと3連勝でG1制覇を果たし、JRA最優秀(旧)3歳牡馬に選ばれた。その後、長期休養を経て6歳時にG3東京新聞杯、G3阪急杯、G1安田記念と3つの重賞を制覇。不屈の精神で奇跡の復活を遂げた。
03年に種牡馬入りし、初産駒がデビューした06年にNAR、JRAの両方で2歳新種牡馬の初勝利を記録。仕上がりの早さを発揮してフレッシュマンサイアーチャンピオンに輝いた。主な産駒はアストンマーチャン(G1スプリンターズS)、メトロノース(G3北海道2歳優駿)など。グレイソヴリン系の成功種牡馬として馬産地の評価は高い。
社台SSの馬運車に乗せられた同馬は6日午前10時頃、新天地に到着。雄叫びを上げ、元気な姿で足を踏み入れた。手綱を引き継いだレックススタッドの泉山義春場長は前任者から性格や癖などを確認。新たなパートナーを笑顔で出迎えた。
事務局の(株)レックスは「まだまだ若くて実績のある種牡馬。産駒数も多いので今後も走ってくれるでしょう。一頭でも多く繁殖牝馬が集まるよう積極的に売り込んでいきたいですね」と活躍を期待している。

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