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天皇賞馬ヤエノムテキが種牡馬を引退

2010年12月05日 20時58分

1990年の秋の天皇賞馬で、浦河町の日高スタリオンステーションに繋養されているヤエノムテキ(牡25歳、父ヤマニンスキー)が、今シーズンをもって種牡馬登録を抹消されることが決まった。来年からBTC軽種馬育成調教センターの助成を受け、同SSで功労馬として余生を送る。
同馬はサクラチヨノオー、サッカーボーイ、今夏死亡したオグリキャップ、スーパークリークらと同期。現役時はG1天皇賞・秋、G1皐月賞、G2大阪杯、G2京都新聞杯、G2鳴尾記念の5重賞を含め、23戦8勝の成績を残した。
現役引退後の91年に総額5億円のシンジケートが組まれ、新冠町の新冠町農協畜産センターで種牡馬入り。シンジケートが解散した97年から日高SSで繋養されていたが、03年シーズンを最後に種付けはしていなかった。主な産駒にはムテキボーイ(南関東・東京湾C、テレビ埼玉杯)などがいる。
同SS関係者は「同期のスーパークリークは死亡しましたが、ムテキはまだまだ元気です。四白流星の綺麗な馬でファンが多いので、少しでも長生きしてほしいですね」と話していた。

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