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ディープインパクトがJRA2歳新種牡馬の最多勝馬頭数を更新

2010年11月28日 20時35分

11月21日の京都2R2歳未勝利戦で、ディープインパクト産駒のボレアス(牡2歳、栗東・吉田直弘厩舎)が優勝し、ディープインパクト(牡8歳、父サンデーサイレンス)は26頭目の勝ち馬を送った。これで2005年にアグネスタキオンが記録した25頭を抜き、JRA2歳新種牡馬の勝馬頭数の新記録を達成した。
ディープインパクトは三冠などG1・7勝を挙げた05、06年のJRA年度代表馬。07年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、今年初年度産駒がデビューを迎えた。
期待された初産駒は6月26日にJRA初勝利を挙げると、その後も順調に勝利。20日の京都6Rでリトルダーリン(牝2歳、栗東・角居勝彦厩舎)が勝ち、アグネスタキオンの記録に並ぶと、翌21日の京都2Rであっさりと記録を更新した。また、20、21日は5勝の固め打ち。勝利数が30勝(勝ち馬29頭)に到達し、サンデーサイレンスが94年に記録した30勝(勝ち馬20頭)のJRA2歳新種牡馬の最多勝利数に並んだ。
ちなみに、2歳新種牡馬勝馬頭数の世界記録は08年のチャペルロイヤルと、09年のワイルドキャットエアが記録した39頭で、日本記録は03年にトワイニングが記録した34頭。JRA2歳記録は04年にサンデーサイレンスがマークした47頭(57勝)となっている。
同馬のJRA・NARを合わせた成績は30頭で31勝。ファーストクロップの活躍に同SSでは「アスリートの資質があるのでしょうね。まだ多くの産駒がデビューを控えているのでこれからが楽しみ」と世界記録更新に期待を懸けていた。

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