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キングカメハメハが内国産種牡馬の年間最多勝記録を更新、最速のJRA通算

2010年11月28日 20時35分

010112811月21日の京都4R2歳未勝利戦で、キングカメハメハ産駒のグラッツィア(牡2歳、栗東・角居勝彦厩舎)が優勝し、キングカメハメハ(牡9歳、父キングマンボ)はJRA年間158勝目を挙げ、クモハタが1953年に記録した157勝を抜き、内国産種牡馬のJRA年間最多勝利数を57年ぶりに更新した。また、同日の東京2Rでマヒナ(牝2歳、美浦・勢司和浩厩舎)が勝ってJRA通算300勝も達成。2008年6月の産駒初出走以来2年5カ月での300勝到達は、サンデーサイレンスの2年11カ月を抜くスピード記録となった。
キングカメハメハは04年のG1NHKマイルC、G1ダービーを制した史上初の“変則2冠馬”。05年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすると、08、09年と2年連続でJRA2歳チャンピオンサイアーに輝いた。
今年はアパパネが牝馬三冠を達成するなど大躍進。94年のトニービン以来となる非サンデーサイレンス系によるリーディング戴冠に向け、JRA種牡馬ランキングのトップを独走している。
産駒の大活躍に、今シーズンは自身が持つ国内最多種付頭数(06年=256頭)を更新する266頭に種付け。同SSでは「サンデーサイレンス牝馬との相性も良く、芝・ダート問わず、堅実な成績を残していますね。自らの力で新たな時代の扉をこじ開けるとは素晴らしいのひと言」と絶賛している。

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