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「生産育成技術講演会」開催、愛国の飼養管理と育成調教を学ぶ

2010年11月28日 20時35分

苫小牧市の苫小牧グランドホテルニュー王子で11月22日夜、胆振地区の生産育成技術講座講演会が開催され、愛国における仔馬の飼養管理と、競走馬の育成調教についての最新技術が紹介された。
この講演会は、IBBA胆振軽種馬農協とIBBA青年部の共催。講師に愛国への留学経験がある、JRA日高育成牧場生産育成研究室の頃末憲治専門役を招き、「仔馬の飼養管理~分娩予知と離乳までの管理について~」と「競走馬の育成調教~馬の自然な走行フォームについて~」を学んだ。
頃末氏は仔馬の飼養管理について、分娩、初乳、育児放棄、乳母、肢蹄異常、離乳、扱い方などを説明。引き馬の時は「引き手を引っ張るのではなく、たるみを持たせリードすること」とレクチャーした。また、競走馬の育成調教では、外国人騎手の騎乗姿勢、馬上での動き、重心移動といった技術を伝授。馬自身のバランスで走行することが重要とし、そのためには「馬を支配するのではなく、導くような気持ちで」とアドバイスした。
講演会には胆振のみならず日高の軽種馬関係者も出席。講演内容を日頃の仕事に生かそうという熱気が充満していた。

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