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ジャパンC出走予定外国馬の25日の調教内容(その1)

2010年11月25日 17時56分

11月28日のジャパンカップ(G1)に出走予定の外国馬のうち、ジョシュアツリー(牡3歳、愛・オブライエン厩舎)、ダンディーノ(牡3歳、英・ギブン厩舎)、フィフティープルーフ(せん4歳、加・ブラック厩舎)の25日の調教内容は以下の通り。
○ジョシュアツリー
[東京競馬場]ダートコースで常歩半周―ダク(速歩)400m―キャンター3/4周―常歩―強目のキャンター3/4周(5F:71.2―55.9―41.1―13.4、本木厩務員騎乗)
コマフォード助手:ジャパンカップ参戦は前走後に調教師が決めました。馬はよく仕上がってきています。長い休養を挟みましたが、重賞を勝っていますし、更に成長が見込めると思います。前走時のカナダでの落ち着きから比べると回復までに多少時間がかかりましたが、調教での状態は良かったので心配していません。馬場状態やレース展開にかかわらず力を発揮できますし、2400mがベストなので、本番でも力を出し切ってくれると思います。
オドノヒュー騎手:昨日この馬に乗りましたが、体調も状態も大変良く、ここまでの調子には大変満足しています。レースは速いペースになると思いますが、融通のきく馬なので心配はしていません。レースに出走するすべての馬がライバルだと思いますが、特定の馬を意識するわけではなく、自分の馬の力を最大限引き出せればと思います。
○ダンディーノ
[東京競馬場]芝コースにてダク(速歩)600m―常歩―ダク1/4周―キャンター3/4周―ダク3/4周(マルレナン騎手騎乗)
ヒル馬主代表:ジャパンカップに参戦することができるなんて、夢のようです。ダンディーノの走りを評価して頂き、大変感謝しています。この馬は私たちの期待に応えてくれますし、このような馬を所有することができて、大変恵まれたオーナーだと思います。
ギヴン調教師:ジャパンカップで、素晴らしい馬と戦えるということを幸せに思っています。最初の輸送では多少ナーバスな面も見せましたが、東京競馬場への輸送ではリラックスしていましたし、今朝の馬の状況を見ると、とても健康で馬体の締まりもよく、満足しています。イギリスで早目に調整して、日本では軽目の調教をと思っていました。検疫もスムーズにいきましたし、順調だと思います。この馬は硬い馬場の方が向いているので、今朝の調教でも気持ち良く走っていましたし、東京競馬場の芝コースには適応できると思います。初めての競馬場ということもあり、少し落ち着きがないので今朝の調教ではブリンカーをつけたところ、物見をしなくなったので、本番でもブリンカーを装着することになると思います。できるだけいい成績が残せればと思います。
マルレナン騎手:この馬のすべてのレースに騎乗していますが、走る度に馬が成長しています。ここ数戦は馬場に恵まれず残念な結果でしたが、東京競馬場のコースはこの馬が好む速いコースなので期待できると思います。今朝の調教でも馬は落ち着いていましたし、東京競馬場のコースは素晴らしいと感じました。レース本番では、いいポジションにつけて、前目の内側でレースを運びたいと思っています。
○フィフティープルーフ
[競馬学校]芝コースで常歩300m―キャンター1周(5F:68.9―54.3―40.7―13.0、ギャスケン助手騎乗)
ブラック調教師:硬い馬場に適性があり、東京コースにも対応できると考え参加を決めました。輸送もうまくいき、カイ食いも良く、馬体重も維持しており順調です。レースについては、他の先行馬のことはまだ分かりませんが、できるだけ前の方でレースをしたいと思っています。日本はペースが速いですが、これまでのレースはスローなペースでいい成績を残してきましたので、先行したとしても特に速いペースで走るつもりはありません。
スタイン騎手:強い相手と戦うようになってますます素晴らしい馬に成長していますし、ジャパンカップで彼の成長を証明したいと思います。状態も順調に良くなってきていて強い相手がいても勝つことができていますし、どんどん競馬がうまくなっていると思います。レース運びについては、現時点では難しいところではありますが、相手関係を見ると中ほどで控えた位置取りでの競馬になると思います。この馬はスタートも速いですし、ポジション的には馬込みを避けてレースをすることになると思います。

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