首の故障で今シーズンの種付けをほぼ全休したキングマンボの正式引退が9/28、繋養先の米ケンタッキー州レーンズエンドファームから発表された。今季1頭に交配されたものの、それも不受胎となったため、今年誕生した産駒がラストクロップとなる。現役時は英仏で2~3歳時13戦5勝。1993年のG1プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)などG1・3勝を挙げた。1994年からレーンズエンドファームで種牡馬入り。大成功を収め、当初4万5000ドル(約380万円)だった交配料は、絶頂期には30万ドル(約2550万円)まで上昇した。日本ではエルコンドルパサーUSAやキングカメハメハが活躍し、父の名を高めた。