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菊花賞アラカルト

2009年10月25日 18時41分

1着スリーロールス 浜中騎手
2着フォゲッタブル 吉田隼騎手
3着セイウンワンダー 福永騎手
①スリーロールス
前走の野分特別の勝利に続き、G1初出走でスリーロールスが菊花賞を制覇。なお、G1初出走での菊花賞制覇は、昨年のオウケンブルースリに続き2年連続。通算成績11戦4勝。
【春のクラシック不出走馬の菊花賞勝利】
07年以来3年連続でダービー馬不在となった菊花賞。春のクラシック不出走馬が菊花賞を勝利したのは昨年のオウケンブルースリに続き2年連続、通算18頭目。
【単勝8番人気馬】
過去、単勝8番人気馬が勝利したのは、今回を含め04年デルタブルース、06年ソングオブウインドの3頭のみ。なお、最近10年では、8番人気が3勝と最も勝利している)。
【同一新馬戦から3頭のクラシックホース誕生】
今回の菊花賞には、昨年10月26日京都5Rでデビューした、皐月賞馬アンライバルド、リーチザクラウン、スリーロールスの計3頭が出走。新馬戦で4着だったスリーロールスが菊花賞馬に輝いた。同新馬戦には、本年の桜花賞・オークス馬ブエナビスタも出走していた。なお、同一新馬戦からクラシック馬が3頭誕生したのは史上初のこと。
【ハナ差】
ハナ差での決着は、02年ヒシミラクル以来7年ぶり4回目。
【関西馬8連勝】
関西馬が02年からの連勝記録を「8」に伸ばした。なお、最多連勝記録は関東馬が55年から63年に記録した9連勝がある。通算では関西馬が36勝、関東馬34勝。今回関東馬は5頭出走したが、最先着はセイクリッドバレーの7着。
②浜中騎手
G1初勝利。同騎手は、07年にデビューしたが、競馬学校を卒業した同期の中では、藤岡康騎手が今年のNHKマイルCをジョーカプチーノで勝利したのに続いて、2人目のG1ジョッキーとなった。重賞は、08年の小倉2歳Sをデグラーティアで勝利して以来、通算2勝目。
③武宏師
このレースは84年のゴールドウェイの2着が最高。今回が菊花賞初勝利とともに、平地G1も初勝利となった。(JG1は、04年の中山大障害をメルシータカオーで、07年の中山大障害をメルシーエイタイムで勝利している。重賞は、07年の中山大障害を勝利して以来で、通算7勝目。
④ダンスインザダーク産駒
スリーロールスの父ダンスインザダークは、96年に菊花賞を制しており、今回史上9頭目の親子制覇を果たした。このレースは03年のザッツザプレンティ、04年のデルタブルースに続いて5年ぶり3勝目。なお、同産駒のG1勝利は、この他に04年安田記念のツルマルボーイを含み4勝。今年の重賞勝利は、府中牝馬Sのムードインディゴ以来となる7勝目。これはマンハッタンカフェ産駒の8勝に次ぐ記録。通算重賞34勝目。
【同一種牡馬産駒のワンツー】
1着スリーロールス、2着フォゲッタブルは、ともにダンスインザダーク産駒。菊花賞で同一種牡馬産駒がワンツーを飾ったのは、05年の1着ディープインパクト、2着アドマイヤジャパン(ともにサンデーサイレンス産駒)以来、4年ぶり、6例目。
(*GにはJpnを含む)

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