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日本産馬ジョリーズシンジュ快挙、シンガポールダービー制す

2009年07月17日 17時08分

7月12日にシンガポールのクランジ競馬場で行われたLG1シンガポールダービー(芝2000m、総賞金約6600万円)で、日本産馬のジョリーズシンジュ(牝4歳、高岡秀行厩舎、父ジョリーズヘイロー)が優勝。シンガポール4歳三冠の快挙を達成した。
同馬は2006年のHBA日高軽種馬農協主催オータムセール(サラブレッド1歳)取引馬。浦河町の(有)丸幸小林牧場から上場されると、シンガポールのDr. K C Tan氏に315万円で購買された。現地には07年5月に輸出。08年1月の新馬戦で初陣を飾っていた。
今年はシンガポール4歳チャレンジ初戦となるパトロンズボウルでLG1初制覇を果たすと、2戦目のLG2シンガポールダービートライアルも5馬身差で圧勝。シリーズ最終戦となる今回も2着以下に5馬身差を付ける逃げ切りを演じ、見事4歳三冠を成し遂げた。
日本産馬をTanオーナーに橋渡ししたJBBA日本軽種馬協会の西村啓二副会長は「競り掛けられたりして厳しい競馬だったが、一線級相手に強い勝ち方でした。オーナーも7月21、22日のセレクションセールには仲間の馬主を連れて来場されるというので、何頭か購買していただけるのではと楽しみにしています」と、今後の販路拡大につながる日本産馬の歴史的快挙を喜んでいた。

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