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「中国でも競馬を」政府関係者が馬産地視察

2009年04月16日 15時58分

現地での競馬導入を検討している中国の政府関係者が4月10、11日、馬産地の視察に訪れ、軽種馬関連施設などを見て回った。
視察に訪れたのは、中国で農業政策を指揮する中国共産党中央財経領導小組弁公室の陳錫文副主任ら5人。東京都内で農林水産省や政府関係者と懇談した後、新千歳空港から馬産地入りした。
一行は社台スタリオンステーション、JBBA日本軽種馬協会静内種馬場、北海道市場、ビッグレッドファームといった施設のほか、花卉や和牛を兼業する軽種馬牧場などを訪問。軽種馬生産の流れや生産状況、流通などの説明を受けた。
陳副主任は行く先々で熱心に質問。競馬導入の可能性を探った。成長著しい中国では競馬への関心も高く、農業振興や農村活性化に軽種馬生産が有効と考えられていることから、日本の軽種馬関係者は「中国で競馬が始まれば、日本の海外販路も広がる」と期待している。

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