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ジェイペグ、G1連勝/シンガポール航空国際

2008年05月21日 15時20分

5月18日、シンガポールのクランジ競馬場でG1シンガポール航空国際カップ(3歳上、芝2000m、16頭)が行われ、南アフリカのジェイペグ Jay Peg(牡4、H.ブラウン厩舎、A.マーカス騎手)が優勝した。勝ち時計は2分0秒9、馬場状態は Good(良)だった。
日本から挑戦したホッカイドウ競馬所属のコスモバルク(牡7、田部和則厩舎、父ザブレブUSA)はスタートで出遅れて苦戦を強いられ、後方から差を詰めたものの6着まで。悔しい結果となってしまった。
地元馬のシェヴロン Chevron が大逃げを打つ中、ジェイペグは離れた2番手を追走。直線手前で脚色の衰えたシェヴロンを交わして先頭に立つと、そのまま後続の追撃を抑え切った。1-3/4馬身差の2着には地元馬のリキャスト Recast が入り、さらに3/4馬身差でフランスのバリウス Balius が3着に続いた。
勝ったジェイペグは父カムデンパーク Camden Park、母ラップトップレディ Laptop Lady(母の父アルムフティ Al Mufti)という血統の南アフリカ産馬で、通算18戦10勝。前走G1ドバイデューティフリーに続くG1連勝を飾った。他に南アフリカでG1を2勝しており、今回の勝利でG1は4勝目となった。
また、同日行われたLG1クリスフライヤー国際スプリント(3歳上、芝1200m、12頭)は、オーストラリアのテイクオーバーターゲットAUS(セン8、J.ジャニアック厩舎、J.フォード騎手)が2番手から押し切って貫録勝ち。この後に予定されている英国遠征に弾みをつけている。
なお、香港から遠征したアブソリュートチャンピオン Absolute Champion はスタート直後に故障を発症して競走を中止。予後不良で安楽死処分という大変残念な結果となった。

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