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スリリングサンデーがブリーダーズSSへ復帰

2008年04月11日 20時36分

今シーズンから日高町のHBA日高軽種馬農協門別種馬場に移り、種牡馬生活を送っていたスリリングサンデー(牡12歳、父サンデーサイレンス)が4月8日、昨シーズンまで繋養されていた同町のブリーダーズスタリオンステーションに移動した。
同馬は全弟ダイワメジャーがG1皐月賞を制したことが呼び水となり、2004年に種牡馬入り。種付シーズン途中からの参入にもかかわらず、雄大な馬格と血統が評判を呼び、73頭もの種付けをこなした。供用2年目からは種付頭数も減少。人気に陰りを見せたため、繋養場所を移動していた。
しかし、現3歳の初年度産駒から、南関東でインカローズが桜花賞で2着、JRAでは数少ない在厩馬からデルマベガなど3頭が勝ち名乗り。今年から種牡馬入りしたダイワメジャーの人気ぶりや半妹ダイワスカーレットの活躍、そして、何より種牡馬としての成績が再評価されたことから“本家”への復帰が決まった。今シーズンはすでに30頭に種付け。同馬への問い合わせは日に日に増えており、今シーズンは相当数の配合が見込まれている。
種付料は受胎条件20万円か出生条件30万円。事務局の(株)サラブレッドブリーダーズクラブでは「この価格帯の種牡馬は4月に入ってからが勝負。忙しいシーズンになりそうですが頑張ってほしい」と復帰を歓迎している。
なお、同馬の移動に伴い、同SSに繋養されていたボーンキング(牡10歳、父サンデーサイレンス)がHBA門別種馬場へ移ることになった。

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