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「能検ツアー」開催、ホッカイドウ競馬

2008年04月11日 20時36分

4月29日に札幌競馬場で開幕を迎えるホッカイドウ競馬では、デビューを間近に控えた2歳馬の「競走能力・発走調教検査」(能検)を見てもらおうと、4月9日に「ホッカイドウ競馬 能検見学ツアー」を開催した。ツアーには道内からファン20名が参加。この日の能検には、ハートの形をした流星の特徴を持つマサノウイズキッド(牡2歳、堂山芳則厩舎、父ゴールドヘイロー)も登場し、一行は大きなハートで話題の馬との対面に感激いっぱいだった。
ツアーは今年で2回目。能検は普段一般に公開していないため、貴重な機会となった。参加者は装鞍所で出走馬たちの鞍付けや馬体重の測定を見学。その後、スタンドで北海道競馬運営改善対策室の古川浩氏、同競馬パドック解説を担当する古谷剛彦氏から「1番にゴールすることでなく、基準タイム内で走破し、合格することが目的」といった能検の説明を受けた。
この日は2歳馬64頭が11レースに分かれて受検。能検前には1着を予想する勝ち馬予想大会もあり、ゴール前では実戦さながらの歓声が上がった。また、最後には騎手との写真撮影やサイン会も実施。ファンとの交流に騎手たちも笑顔を見せていた。
なお、1レースに出走したマサノウイズキッドは、今季の一番時計となる49秒6(800メートル)という破格のタイムをマークして入線。ハートの特徴だけでなく、実力でもその大物ぶりを垣間見せた。

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