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浦河から「軽種馬生産振興会総会」開催、

2008年02月07日 15時24分

日高管内の軽種馬生産振興会のトップを切って2月4日、浦河町軽種馬生産振興会の「第59回定期総会」が、浦河町の浦河町総合文化会館で開催された。
総会には同振興会会員のほか、軽種馬関係団体、来賓など約100名が出席。新体制となって初めての挨拶に立った谷川貴英会長は「軽種馬生産は厳しい環境にあるが、乗り切るためにも振興会としてさまざまな提案をしていきたい」と決意を新たにした。
新年度の事業計画では、重賞レース表彰、HBA日高軽種馬農協などとの連携・協力の強化などを可決。ほかすべて議案通り承認された。
総会終了後はHBAとの地域懇談会を開催。HBAからは組合員数の推移、市場、種牡馬、診療といった主要事業の成績、本年度の北海道市場の開催計画、市場における助成事業の説明などがあり、市場に対する要望といった質疑応答が行われた。
夜には会場を浦河ウエリントンホテルに移し、「平成19年度重賞競走優勝牧場を祝う会」が開かれ、メイショウサムソンで天皇賞春秋制覇を果たした林孝輝牧場や地方競馬所属馬として初めてJBCスプリントを制したフジノウェーブを生産した笹島政信牧場など、合計19の重賞を優勝した生産者を表彰。地元浦河産馬の栄誉を祝った。
来賓の挨拶でひだか東農協の谷口貢組合長は、軽種馬生産の複合経営や協業化といった経営構造改革の重要性を強調。「皆が一体となって高いレベルの馬を生産し、地域を輝かせてほしい」とエールを送った。祝宴はJRA日高育成牧場の朝井洋場長の音頭で乾杯し、スタート。大型スクリーンでレースを振り返りながら一年の頑張りを称えあった。
日高各地区の振興会総会は2月18日の静内まで全8カ所で開催。締めくくりとなるHBA主催の「第37回総代会」は3月15日、新ひだか町の静内コミュニティセンターで開かれる。

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