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日本馬は4着まで/キャッシュコールマイル

2007年07月11日 13時57分

現地時間7月6日、米カリフォルニア州ハリウッドパーク競馬場でG2キャッシュコールマイル招待S(芝8ハロン、3歳上牝、9頭)が行われ、2番人気のレディオブヴェニス Lady of Venice(牝4、米P.ビアンコーヌ厩舎、J.レパルー騎手)が優勝した。勝ち時計は1分33秒56、馬場状態はFirm(堅良)だった。
3頭参戦した日本調教馬は、キストゥヘヴンが最先着の4着、ディアデラノビアが5着、コイウタは殿り9着という結果に終わった。
プレシャスキトゥン Precious Kitten がハナを切り、アームキャンディが差なく2番手、コイウタは3番手を追走。キストゥヘヴンは1番人気のプライスタグ Price Tag とともに中団から、ディアデラノビアは最後方からレースを進めた。
向正面のコーナー入口でコイウタは早くも一杯になって後退。入れ替わるようにディアデラノビアが大外をマクって進出、直線で前を捉えるかと思われたが、伸びが案外。逃げたプレシャスキトゥンと、内から先頭に並びかけていたプライスタグの争いとなった。
ここで大外から一気に伸びてきたのがレディオブヴェニス。他馬とは全く違う脚色で一気に突き抜け、2着のプレシャスキトゥンに1-1/4馬身差をつけての完勝。3着にプライスタグ。キストゥヘヴンが最後まで伸び切ることができなかったディアデラノビアを交わして4着。ディアデラノビアは5着だった。
勝ったレディオブヴェニスは父ルーソリテール Loup Solitaire、母レースウイングズ Lacewings(母の父フォーティナイナー)という血統の仏国産馬。祖母のリフカは日本に輸入されており、ニシノコンサフォス(G3ガーネットS3着)を産んでいる。
レディオブヴェニスは通算10戦7勝。重賞は昨年のG3リグレットS、前走のG3ウィジャボードディスタフHに続いて3勝目となった。

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