ジューンベロシティ（２着）西谷誠騎手　完璧だと思ったんですけどね。ゲートは悪かったけど、１つ目の障害で先頭に行けるかと。誰かが行けば控えてもいいと思っていましたから。今日は強い馬とどれだけ競馬ができるかと思っていましたが、十分にメドの立つ内容でした。

ジューンベロシティ……発馬ひと息でハナを譲る形で２番手。ところどころで左へモタれていたが、１周１号以外は概ねスムーズな飛越。２周向正面で先頭に立ち、荒れた内を避けて勝負どころへ。ここで内をすくわれ、その差を挽回できなかったが、他の追い上げは一杯に封じる。

　イロゴトシ（３着）黒岩騎手　初めての中山コースのためか、前半は進みが悪かったのですが、２周目からは馬が慣れてきたようで、上がっていけました。最後は外から２着馬に交わされましたが、これだけやれたのは良かったです。オープンでも能力は通用しますね。

イロゴトシ……入障３戦目、関東圏への輸送をこなしても落ち着きがあり気配は良かった。出負けしたが、飛越はうまく徐々にポジションを上げていく。２周目の３～４角でも内をうまく捌いて最後までしっかり伸びた。先々に希望を抱かせる内容。

　ニシノデイジー（３着）石神騎手　飛んだあと折り合いがつくかが鍵でしたが、ペースが落ちたのでハミを噛んで掛かり、ラストは脚が上がってしまいました。調教でのファーストコンタクトから掴み切れない面があったので、これから改善して今後に生かしていければと思います。

ニシノデイジー……出遅れ。テンから行きたがり、後方で抑え込もうとしたが、コースを逆回りに１周して正面直線に向くと、内から２番手までポジションアップ。飛越も完歩が合わない箇所がいくつかあった。まだまだ粗削りで前の２頭には離されたが、何とか３着に粘り込む。中山大障害を勝っているとはいえ、障害馬としてのキャリアはまだ浅く、良化の余地が大きい。