牡４歳、黒鹿毛、栗東・北出厩舎（６月28日撮影） 雄大な骨格をしているが、動かし切れる筋肉量はつけてきた印象。今なら小回りにも対応するが、中京のような広いコースがより合っている。蹄が厚く立った形状。乾いたダートがいい。

牡６歳、青毛、栗東・矢作厩舎（６月27日撮影） 毛ヅヤがピカピカで、はち切れんばかりの張りの良さ。体調に関しては文句なし。中距離にも実績はあるが、ギュッと実の詰まったパワフルな馬体を見ると、1400ｍあたりが最適なのかも。

牡５歳、青鹿毛、栗東・加用厩舎（６月27日撮影） ４カ月の放牧休養後は２連勝。一時の不調からは完全に脱した。状態の良さは馬体にも表れており、毛ヅヤ、張りともに抜群。筋肉質で逞しく、芝、ダートを問わず短距離が向くタイプ。

牡９歳、青毛、栗東・鮫島厩舎（６月27日撮影） ９歳となったが、１年ぶりの割には輪郭がクッキリとしており、筋肉量も十分。前走（昨年のここ）時とほぼ変わりない姿で映っている。実戦の勘がどうかだが、この雰囲気は悪くない。

牡８歳、鹿毛、栗東・羽月厩舎（６月27日撮影） 写真で見ると少し緩いような印象も受けるが、実物は年齢を感じさせないほど充実した馬体。動きにも重苦しさはまったくない。やや胴が長い体形とあり、今回は1400ｍへの対応が鍵か。

牡７歳、鹿毛、栗東・寺島厩舎（６月27日撮影） ７歳だがまだまだ若々しい皮膚。いつものように柔軟さは感じないものの、スラリと伸びた四肢が大地にしっかり。胸、肩の筋肉が盛り上がって、落ち着きのある中間。高いレベルで安定。

牡５歳、黒鹿毛、栗東・奥村豊厩舎（６月27日撮影） 腹袋のある体形だが、ひと叩きされてスキッと見せるようになった。アバラもうっすらと浮き上がっており、馬体に関しては言うことなし。四肢が短めで距離は1200～1400ｍあたりが合う。