牡４歳、芦毛、栗東・河内厩舎（６月27日撮影） 強い負荷をかけられて好時計も出ており、緩く見せるのは毛色の影響と見ていい。張りは良く、前走のダメージは残っていなさそう。すべてにおいて標準的なサイズで2000ｍ前後が合う。

牝５歳、芦毛、栗東・中村厩舎（６月27日撮影） 蹄が薄く尖った形状をしているのが特徴的で、前走は雨上がりの馬場が応えたのでは。実が詰まってボリューム感があり、実に逞しい馬体。引き続きデキは良く、乾いた馬場なら巻き返す。

牡７歳、芦毛、美浦・高木登厩舎（６月27日撮影） 年齢を重ねてますます真っ白になってきたせいか、馬体をよりフックラと見せるようになってきた。実際に調教の動きは良く、フットワークも力強い。年齢的な衰えはなく、前走以上では。

牡６歳、鹿毛、美浦・鹿戸雄厩舎（６月27日撮影） 重心が低くドッシリとした感じには父の影響を感じさせるが、全体の輪郭は祖母のハルカゼから受け継いだような印象がある。毛ヅヤはもうひとつに映るが、太目感はなく上々の仕上がり。

牝５歳、黒鹿毛、美浦・古賀慎厩舎（６月27日撮影） 全姉のキャットコインが小柄だったのに対して、こちらは480キロ前後ある牝馬にしてはガッシリとした体形。父よりも母の影響が強いのかも。ピカピカの毛ヅヤで、活気も十分。文句なし。

牝５歳、鹿毛、栗東・橋田厩舎（６月27日撮影） 厚みのある腹構えで前後肢の肉づきもしっかり。前走で420キロと小柄だが数字よりも大きく見せている。父の産駒にしては胴が短めで小回りの形態は合う。蹄は薄めで良馬場がベターだろう。