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ウインマリリンが香港ヴァーズ優勝

2022年12月11日 18時45分

スローペースのなか、後方の内にグローリーヴェイズ、その外をウインマリリンが追走。3角から徐々にペースが上がり、4角ではグローリーは内を捌き、ウインは大外をマクり気味に進出。直線は2番手から先に抜け出したボタニクを加えた3頭の追い比べとなり、1ハロン標過ぎからグイッと伸びたウインマリリン(牝5歳、美浦・手塚厩舎)が抜け出し、GⅠ初制覇。勝ち時計は2分27秒53(良)。自身の上がり3ハロンは34秒69。グローリーヴェイズは3着。

【関係者コメント】
1着ウインマリリン
手塚師:香港のコースには適性があると思っていましたし、レース巧者なのでこの距離でもいいレースができると思っていました。レーン騎手と事前に考えていた作戦どおりではなかったですが、神騎乗で最後いい脚を使ってくれました。初めて香港の競走にチャレンジしましたが、勝たせてもらってラッキーですし大変感謝しています。

レーン騎手:道中の走りはとても良かったです。自在性のある馬ですし、彼女の末脚ならどこからでも負かせられるので、ポジションは特に心配していませんでした。私自身ようやく香港で勝つことができて安心しました。2400mは彼女に合っていますし、前走勝った馬(ジェラルディーナ)は大変強いスペシャルな馬でしたから、ウインマリリンはいい状態をキープしていたので自信を持ってレースに臨みました。日本の競馬に関わり、素晴らしい馬たちに乗る機会をいただきき光栄です。

3着グローリーヴェイズ
尾関師:惜しかったです。最後のひと伸びが足りませんでした。まだ展開やラップがよくわからないので何とも言えないところがありますが、無事に走ってくれて何よりです。次はグローリーヴェイズの子供で挑戦したいです。

モレイラ騎手:頑張ってくれました。グローリーヴェイズの状態は良かったですが、他の馬の状態も良かったこともあり今回の結果は残念でした。ただ、私は彼を誇りに思っています。

6着バブルギフト
ルメール騎手:スタートは少し遅かったものの、向正面で位置を上げて3〜4コーナーにかけてスピードアップできましたが、残り150mで疲れが出てしまいました。この馬には少しタイムが早かったですね。

8着ブルーム
武豊騎手:スタートが早い馬ではないので、途中でポジションを上げて粘るつもりでしたが、ペースが上がったところでついて行けるスピードが足りませんでした。

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