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京都開催が2年半ぶりに再開──23年度開催日割案

2022年10月19日 10時50分

10月17日にJRAより23年度の開催日割案が発表された。年初は21年、22年と同様、1月5日に中山、中京の2場開催で始まるが、整備工事のため休止となっていた京都競馬が4月22日より再開される。年末は12月28日のホープフルS(GⅠ)の当日まで。22年度からの主な変更点は以下の通り。

【京都競馬が再開】
整備工事のため20年11月1日の開催を最後に休止となっていた京都競馬が4月22日より再開される。再開後は休止期間中に開催場等が変更となっていた競走については、休止前の開催場等に変更される。

【負担重量の変更】
〈馬齢、別定、最低負担重量の引き上げ〉
騎手の健康と福祉や将来にわたる騎手の優秀な人材確保の観点から、①平地競走の馬齢重量(3歳9月まで)、②3(4)歳以上馬競走の別定重量における基礎重量、③最低負担重量が引き上げられる。「馬齢」は3歳9月までが、現1歳世代から1キロ増(3歳10~12月は変更なし)、「別定」は基礎重量が現行の57キロから58キロに、「最低負担重量」についてはオープンが48キロから49キロ、オープン以外の競走は49キロから50キロに変更される。

〈アローワンスに1400メートル未満の区分を新設〉
年齢および南半球産馬の負担重量の減量に「1400メートル未満」の区分が新設される。

〈減量騎手についての変更〉
騎手の負担重量の減量について、平地競走とは別に、障害競走の勝利度数の規定を新設。障害競走において10勝以下は3キロ減、11勝以上15勝以下は2キロ減、16勝以上20勝以下が1キロ減となる。

【紫苑SのGⅡ格付を申請】
秋華賞(GⅠ)の前哨戦として競走内容が充実している紫苑S(GⅢ)のGⅡ昇格が、日本グレード格付管理委員会に申請される。格付審査は23年1月に実施される予定。

【暑熱対策のための2場開催】
23年度も7月29日から8月6日まで2週にわたって小倉競馬が休止となり、新潟・札幌の2場開催となる。暑熱対策のため。

【3日間開催は3回】
1月7日(土)~9日(祝・月)【成人の日】中山・中京競馬
9月16日(土)~18日(祝・月)【敬老の日】中山・阪神競馬
10月7日(土)~9日(祝・月)【スポーツの日】東京・京都競馬

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