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フランス遠征馬の調教状況とコメント──9月28日

2022年09月29日 09時00分

凱旋門賞に出走を予定しているフランス遠征馬の9月28日の調教状況、および関係者コメントは以下の通り。

●ステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作厩舎)
エーグル調教場(芝周回コース)清水裕夫厩舎所属の1頭との2頭併せ(後方から追いかける形)で約1200mの強めの追い切り C.ルメール騎手騎乗

矢作師:追い切りは動かない馬ですが、活気のある動きでした。今日くらいの馬場は苦にしている感じではなかったので、このくらいの馬場でレース当日を迎えられればと思います。
ルメール騎手:前に馬を置いて、後ろから追いかける形で、徐々にペースアップをし、さすがステイフーリッシュという動きでした。馬は元気一杯で、状態は良さそうです。軟らかい馬場でも走りづらさは感じませんでした。

●タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)
コワイラフォレ調教場(芝直線コース)小林智厩舎所属の2頭との3頭併せで約1200mの追い切り、ゲート練習(駐立) 横山和生騎手騎乗

栗田徹師:横山和生騎手に馬場の感触と馬のコンディションを掴んでもらうことができ、いい追い切りだったと思います。
横山和騎手:前に2頭を置いて、それらを見ながら、タイトルホルダーのリズム、精神状態を確認する追い切りになりました。競馬に向けていいイメージを掴むことができました。

●ディープボンド(牡5歳、栗東・大久保龍厩舎)
エーグル調教場(芝周回コース)エントシャイデン(牡7歳、栗東・矢作厩舎)との2頭併せで約1000mの強めの追い切り 川田将雅騎手騎乗

大久保龍師:水分を含んだ馬場状態を考慮してジョッキーが臨機応変に対応して走り方を馬に教え込んでくれました。ちょうどレース当日に予想される馬場状態で馬も勉強になりました。ジョッキーが乗って馬にいい効果が出ていると思います。
川田騎手:日本からこちらに来てからも順調に過ごしていることを感じられる昨日、今日の様子でした。追い切り自体もスムーズに臨む形で終えることができましたので、とても順調にきていると思います。

●ドウデュース(牡3歳、栗東・友道厩舎)
エーグル調教場(芝周回コース)単走で約1800mの追い切りで上がり約200m強め 前川和也調教助手騎乗

友道師:直線に向いて左手前に替える課題を上手くクリアしてくれて、いい追い切りだったと思います。
武豊騎手:順調だと聞いていましたが、調教を見た感じも状態がいいなと感じました。
前川助手:手前替えと競馬に疲れを残さないように意識して調教しました。芝馬場は初めてでしたが、ちょうど馬場も重たくて、いい経験ができたと思います。

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