今年のプロキオンS(GⅢ)には、ユニコーンライオン(牡6歳、栗東・矢作厩舎)、ラーゴム(牡4歳、栗東・斉藤崇厩舎)と芝のJRA重賞勝ち馬2頭が登録している。ユニコーンライオンは昨年の鳴尾記念(GⅢ)勝ち馬で、今回は昨年の宝塚記念(GⅠ)2着以来約1年ぶりの出走。また、ラーゴムは昨年のきさらぎ賞(GⅢ)勝ち馬で、前走の吾妻小富士Sでダート戦初勝利を挙げている。JRA芝重賞勝ち馬がプロキオンSを勝てば2006年メイショウバトラー以来16年ぶり5頭目。なお、ユニコーンライオンが勝てば、同馬を管理する矢作芳人調教師は史上7人目のJRA全10場重賞制覇となる。