IFHA(国際競馬統括機関連盟)から今年1月1日から5月8日までに実施された世界の主要レースを対象とした「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表され、レーティング119以上の21頭が掲載された。前回の中間発表以降では、英2000ギニー(GⅠ)、チャーチルダウンズステークス(GⅠ)、ケンタッキーダービー(GⅠ)のほか、日本の天皇賞(春)(GⅠ)と皐月賞(GⅠ)も新たな対象になっている。
4位までは前回と変わらず、トップタイがライフイズグッドとネイチャーストリップの2頭で、レーティングは124。3位はスピーカーズコーナーで123。4位はゴールデンシックスティで122。前回の中間発表後にチャンピオンズマイル(GⅠ)を快勝した。5位タイは5頭で、前回5位タイだったカントリーグラマーとゴールデンパルに、コロエバス、ジャッキーズウォリアー、タイトルホルダーの3頭が121で新たに加わった。コロエバスは英2000ギニーを制し、ジャッキーズウォリアーはチャーチルダウンズステークスを楽勝。タイトルホルダーは天皇賞(春)を7馬身差で圧勝しランクインした。このほか新たに掲載されたのは、皐月賞を制したジオグリフ、英2000ギニー2着のネイティヴトレイル、ケンタッキーダービーに勝利したリッチストライクで、15位タイ(レーティング119)となった。
日本調教馬は3頭が掲載。タイトルホルダーとジオグリフ以外では、前回7位タイだったシャフリヤールがレーティング120で10位タイとなっている。