柴田善臣騎手(55歳、美浦・フリー)が令和4年春の褒章において黄綬褒章を受章することが発表された。黄綬褒章は長年にわたり仕事に励み、人々の模範たるような技術、業績を有する者に授与される栄典。令和2年秋に南関東・大井競馬所属の的場文男騎手が受章しているが、中央競馬の現役騎手としては初めて。
柴田善騎手:このたびの春の褒章において、黄綬褒章を受章することとなり、大変光栄に感じております。このような栄誉に浴することができたのは、これまで支えてくださった多くの方々のご理解とご協力によるものであり、私一人では到底受章できなかったものと、改めて感謝申し上げる次第でございます。今回の件は、治療からの復帰を目指しながらも、心の折れそうな気持ちになったなか、とても勇気づけられるものとなりました。この受章を励みに、早く復帰して、関係者の方々と共に競馬の発展に一層貢献していきたいと思います。