3月26日(日本時間27日)にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイターフ(GⅠ、芝1800m、14頭立て)に日本調教馬3頭が出走、パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作厩舎、吉田豊騎手)が、昨年の覇者ロードノース(セン6歳、英・J.ゴスデン厩舎、L.デットーリ騎手)と同着で優勝した。勝ち時計1分45秒77(良馬場)。ハナ差の3着にヴァンドギャルド(牡6歳、栗東・藤原英厩舎、M.バルザローナ騎手)。シュネルマイスター(牡4歳、美浦・手塚厩舎、C.ルメール騎手)は8着だった。
1着パンサラッサ
矢作師:ナイターの競馬のせいか、思ったほど馬が行かなかったですが、その分の粘りは大したものでした。恐らく負けてはいないと思っていましたが、同着でも嬉しいです。
吉田豊騎手:馬が以前と変わってきた感じです。返し馬では少し入れ込んでいましたが、レースでは落ち着いていました。ゲートの中でも前走のように大人しく、うまくスタートを切ることが出来て自分のペースで行けました。後ろから他の馬も来ていてドキドキでしたが(勝てて)良かったです。
3着ヴァンドギャルド
藤原英師:騎手はしっかりと乗ってくれました。最後は勝ったと思いましたが、残念です。ヴァンドギャルドは100%の力を発揮してくれました。」
バルザローナ騎手:ゲートは普通に出ましたが、ひっかかりそうな雰囲気があったので、後方で脚をためる競馬となりました。良い脚で追い込んできてもう少しでしたね。馬はよく走ってくれました。
8着シュネルマイスター
手塚師:状態は良かったですし、直線もスムーズに外に出せたので正直なところまだ敗因がつかめていません。道中で揉まれたのが影響したのかもしれません。人気に応えられなくて申し訳ありません。また馬を作り直して頑張ります。
ルメール騎手:良いポジョンで冷静に走ってくれましたが、直線で加速せずワンペースの走りで、最後は(馬が)疲れてしまいました。原因は分からないです。残念です。