現地時間の11月6日(日本時間の7日朝)にアメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップディスタフ(GⅠ、ダート1800m)でマルシュロレーヌ(牝5歳、栗東・矢作厩舎、O.マーフィー騎手)が優勝した。勝ち時計は1分47秒67(良)。
矢作師:アメリカのダート競馬ということで半信半疑な部分はありましたが、そこまで力の差があるとは思っていませんでした。ハイペースなレース展開の中、位置取りが後方になったのはラッキーでした。ペースが速くなり前が崩れてくれる展開を想定していて、その通りになってくれました。3コーナーで手綱を持ったままだったので、もしかしたら勝てるかも、と思いました。入線時のスロー映像を見ると際どかったのですが、勝てて良かったです。
マーフィー騎手:人気薄なのはわかっていましたがそれは気にせず、彼女が勝てるように全力を尽くし、勝利に導いてあげたいと思っていました。レース展開に恵まれた部分もありますが、彼女自身が素晴らしい走りをしてくれました。