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大竹師に2カ月間の調教停止処分――管理馬から禁止薬物検出

2021年06月24日 07時46分

JRAは6月23日、20年11月7日の5回東京競馬初日第4Rに出走したソーヴァリアントから禁止薬物「カフェイン」が検出された件について、第3回裁定委員会を開催し、処分を決定。同馬を管理する大竹正博調教師(51歳、美浦)を6月24日から8月23日まで調教停止とすることを発表した。これに伴い、大竹師の管理馬58頭は6月24日付ですべて美浦・手塚貴久厩舎に転厩となり、手塚師には22馬房が臨時貸付される。

審判担当・福田正二理事:ソーヴァリアント事案につきましては、原因を解明すべく、警視庁に捜査を依頼するとともに、必要な調査を尽くしてまいりましたが、残念ながら現在までに原因の解明までは至りませんでした。警察による捜査は継続されるとお聞きしていますが、これまでの経過を踏まえ、管理調教師に対し必要な処分を行いました。お客様並びに関係者の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は再発防止に万全を尽くし、競馬の公正確保に努めて参ります。

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