18日の阪神では、阪神大賞典(GⅡ)が実施される。同競走は実施時期が3月へと移された1987年以降の優勝馬のうち、メジロマックイーン、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ゴールドシップなどが同年の天皇賞(春)や、宝塚記念を制しており、春の中長距離GⅠ戦線を占う重要なステップレースとして位置付けられている。
京都記念(GⅡ)を制したクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本厩舎)は、阪神大賞典で8勝を挙げている武豊騎手との新コンビで出走を予定。同馬は前走の京都記念で、皐月賞馬アルアイン、ダービー馬レイデオロなど同世代のGⅠ馬4頭を破り重賞初制覇。2000年に京都記念→阪神大賞典を連勝したテイエムオペラオーは、同年に無敗で“古馬中・長距離GⅠ完全制覇”を達成した。