豪州、香港で3頭がG1制覇
2015年も多くの日本調教馬が海外へ挑戦し、豪州、香港でG1・3勝の活躍を見せた。その先陣を切ったのは3/21の豪G1ジョージライダーS(芝1500m)に挑んだリアルインパクト(牡7、美浦・堀宣行厩舎)。3歳時のG1安田記念以来となるG1・2勝目を挙げた。12/13の香港国際競走ではモーリス(牡4、美浦・堀宣行厩舎)がG1香港マイル(芝1600m)に優勝。エイシンヒカリ(牡4、栗東・坂口正則厩舎)はG1香港カップ(芝2000m)を逃げ切り勝ち。日本調教馬が香港国際競走で2勝以上したのは、G1香港カップ(アグネスデジタルUSA)、G1香港マイル(エイシンプレストンUSA)、G1香港ヴァーズ(ステイゴールド)で3勝を挙げた2001年以来2度目となった。日本調教馬による海外G1制覇はヴィクトワールピサがG1ドバイワールドCに優勝した2011年からこれで5年連続。シーキングザパールUSAが1998年の仏G1モーリスドギース賞で初勝利を挙げてから通算28勝となっている。