4/11に英エイントリー競馬場で行われた第168回グランドナショナル大障害は出走39頭中2番目に重いハンデ163ポンド(約74キロ)を背負ったメニークラウズ(単勝26倍)が早目に先頭に立って優勝した。障害競走で4000勝以上を挙げ、4/25の英国障害競馬シーズン終了をもって引退を発表しているトニー・マッコイ騎手は1番人気シャットザフロントドアに騎乗したが、5着でレースを終えた。完走は39頭中19頭だった。メニークラウズに騎乗したレイトン・アスペル騎手(38歳)は、昨年のピノードレに続いての連覇。異なる馬での連覇はブライアン・マーシャル騎手(1953年にアーリーミスト、54年にロイヤルタンで優勝)以来61年ぶり。負担重量163ポンドでの優勝は同競走を3勝した英雄レッドラムが1974年に背負った168ポンド(約76キロ)以降では、最も重い斤量でのものだった。