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日本ダービーアラカルト

2013年05月26日 18時24分

1着キズナ 武豊騎手
2着エピファネイア 福永騎手
3着アポロソニック 勝浦騎手
①キズナ
JRA重賞レースは本年の毎日杯、京都新聞杯に続く3連勝で3勝目。通算成績は7戦5勝。馬名の意味は、「絆」。馬名が3文字の馬の本レース優勝は、1960年コダマ以来で53年ぶり2頭目。京都新聞杯優勝馬の本レース勝利は、2000年アグネスフライト以来となる2頭目。皐月賞不出走馬によるダービー優勝は2008年(ディープスカイ)以来5年ぶり。
【関西馬】
2010年(エイシンフラッシュ)、2011年(オルフェーヴル)、2012年(ディープブリランテ)に続く4年連続の勝利となり、関東馬44勝、関西馬36勝となった。2着にエピファネイアが入り、関西馬のワン・ツーフィニッシュ。これは2011年(1着オルフェーヴル、2着ウインバリアシオン)以来となる21回目。オークス、ダービーと関西馬が連勝したのは2011年から3年連続。
【1番人気】
1番人気馬の勝利は2011年オルフェーヴル以来2年ぶり33頭目。
【優勝タイム】
本レースの優勝タイム2分24秒3は、2004年(キングカメハメハ)と2005年(ディープインパクト)の2分23秒3、昨年(ディープブリランテ)の2分23秒8に次ぐ、本レース4番目に速いタイム。
【上がり3ハロン】
キズナの推定上がり3ハロンは33秒5。本レースの優勝馬の推定上がり3ハロンのタイムとしては4番目に速い。
【4コーナーの位置取り】
キズナの4コーナーの位置取りは14番手。1986年以降では、2008年ディープスカイの15番手に次ぐ後方の位置取り。
【姉・ファレノプシス】
本馬の15歳上の姉に1998年の桜花賞・秋華賞、2000年のエリザベス女王杯を勝利したファレノプシスがいる。JRA・GⅠを勝利したきょうだい馬の年齢差15歳は、グレード制を導入した1984年以降では最も離れている。姉・弟によるクラシック制覇は3例目。
【母・キャットクイル】
キズナは母馬キャットクイルが20歳時に出産した馬。母馬が20歳時に出産した馬でGⅠを優勝したのは、1995年マイルCSなどを勝利したトロットサンダーの母馬ラセーヌワンダ以来。
②武豊騎手
本レースは2005年(ディープインパクト)以来となる5勝目(他にスペシャルウィーク、アドマイヤベガ、タニノギムレット)。本レース5勝は歴代1位の記録。本レースの通算騎乗成績は、24戦5勝、2着3回、3着2回。
JRA・GⅠは、2012年マイルCS(サダムパテック)以来となる通算67勝目。JRA重賞は、京都新聞杯(キズナ)に続く本年5勝目、通算281勝目。
本レースで1番人気馬に騎乗するのは6回目。1984年のグレード制導入以降では、この回数は1位。次に多いのは河内洋元騎手の3回。
2005年のディープインパクト、本年のキズナ(父ディープインパクト)と親子2代にわたり本レースに騎乗し勝利したのは武豊騎手が初めて。JRA・GⅠで1番人気馬に騎乗した際の武豊騎手の成績は、116戦40勝、2着23回。勝率0.345、連対率0.543。
先週のオークスでは、弟の武幸四郎騎手が優勝し、兄弟で2週連続でのクラシック勝利となった(グレード制導入以降)。
佐々木晶師と武豊騎手のコンビでのJRA・GⅠ勝利は初めて。JRA重賞成績は13戦6勝で、掲示板を外したのは一度だけ。
③佐々木晶三師
本レースは初勝利。JRA・GⅠは、2011年宝塚記念(アーネストリー)以来となる通算5勝目。JRA重賞は、京都新聞杯(キズナ)に続く本年3勝目、通算39勝目。
④ディープインパクト産駒
JRA・GⅠは、ヴィクトリアマイル(ヴィルシーナ)に続く本年3勝目、通算11勝目。JRA重賞は、本年のヴィクトリアマイルに続く本年12勝目、通算39勝目。本年JRA重賞レース12勝は、種牡馬別のJRA重賞勝利数トップ。2位は5勝のキングカメハメハとステイゴールド。
ディープインパクトも2005年の本レースを勝利しており、昨年に続く本レースの親仔制覇となった。
本レースは昨年(ディープブリランテ)に続く2勝目。同一種牡馬産駒による本レース連勝は、1998年から2000年まで3連勝したサンデーサイレンス産駒以来。内国産種牡馬産駒の本レース勝利は2011年オルフェーヴルから3連勝で、通算18勝目。

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