ニュース

中央 その他

ホッカイドウ競馬終了、2年連続売上げ増

2012年11月18日 21時51分

2012年度のホッカイドウ競馬が11月15日をもって、15開催80日間の全日程を終了した。今シーズンの発売額は計画対比100.1%、前年対比103.7%の119億9987万1700円。2年連続で計画額、前年度実績額を上回る発売額を記録した。
「北海道競馬推進プラン」を着実に実行し、「将来の経営安定に向けた基盤づくりの期間」という位置づけのもと、収支均衡を目指した今シーズンの同競馬。5月から8月にかけては濃霧に悩まされ、合計5レースが中止になったが、インターネット発売の好調、他主催者との場間場外発売レースの増加、JRAとの相互発売の開始、地域一丸となってのイベント開催などにより堅調に推移した。
特に今年5月から供用を開始した屋内調教用坂路の効果は大きく、競走馬の故障の軽減につながり、在厩頭数は前年とほぼ同じだったにもかかわらず、出走延べ頭数は前年より646頭多い9433頭、レース数も19レース増加。シーズンを通して充実した番組をファンに提供することができた。
最終日となった15日は閉幕を惜しむファン1710人が道内外から来場。「ホッカイドウ競馬ファン感謝DAY」として、競馬グッズが当たる抽選会、「石狩鍋」サービス、地元の食材が味わえる「日高特産市」、ジョッキーとの交流会、サイン会などが行われ、フィナーレを盛り上げた。
来年度は今シーズン同様、15開催80日間の開催を予定。来年度以降は単年で2億円の黒字化を目指していく。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ