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ダーレー・ジャパンが日英ダービー馬の父キングズベストを導入

2012年11月18日 21時51分

ダーレー・ジャパン(株)は11月13日、エイシンフラッシュ、ワークフォースと日英ダービー馬の父として知られるキングズベスト(牡15歳、父キングマンボ)を、来春から日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで供用することを発表した。
同馬は半姉に凱旋門賞馬アーバンシー、おいに全欧年度代表馬シーザスターズ、英・愛ダービー馬ガリレオなどがいる米国産馬。現役時代はジャイアンツコーズウェイを退けて2000年のG1英2000ギニーを制覇するなど、英愛6戦3勝の成績を収めた。
現役引退後の01年に愛豪で種牡馬入り。これまでに10年の日本ダービーと今年の天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュ、10年の英ダービーと凱旋門賞を制したワークフォースなど7頭のG1勝ち馬を送り出している。また、10年には仏チャンピオンサイアーのタイトルを獲得。スプリントからクラシックディスタンス、長距離まで幅広く活躍馬を輩出する万能サイアーとして確固たる地位を築いてきた。
来日時期、種付料は未定。5代血統表中にヘイローを持たないことから、サンデーサイレンス系繁殖牝馬とのアウトクロスが可能となる。
ダーレー・ジャパン(株)にとって新種牡馬の導入はストリートセンスに続いて2頭目。三嶋健一郎代表は「ストリートセンスに続き、日本の皆様にキングズベストをご提供できることを大変嬉しく思っております。キングズベストは、キングマンボの後継種牡馬として皆様ご存知のエイシンフラッシュをはじめ、すでに7頭ものG1勝ち馬を送り出している優秀な種牡馬です。日本のラインナップに強力な一頭が新たに加わり、来シーズンが今から楽しみです」と期待を寄せている。

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