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フォートラーンドが逃げ切る、人気のゲームオンデュードは7着

2012年11月11日 21時46分

BCクラシック(米G1)
11/3 サンタアニタパーク 3歳以上
ダ10ハロン(左)fast(速)12頭2:00.11
勝ち馬成績
2~3歳時 10戦3勝、4歳時 9戦5勝
通算成績19戦8勝(主な勝ち鞍)BCクラシック(米G1)、ホイットニー招待H(米G1)、コーンハスカーH(米G3)、スキップアウェイS(米G3)
・オーナー/J.ウィットハム
・調教師/I.ウィルクス
・生産者/J.ウィットハム
・騎手/B.エルナンデスJr.
先手を奪ったフォートラーンド(5人気、単勝10.4倍)が向正面で3馬身ほどのリード。直線では外から迫るムーチョマッチョマン(G2サバーバンHなどG2・3勝)の追撃を振り切って、米国競馬の頂点に立った。3着にG1ジョッキークラブゴールドカップ招待Sを連覇してここに臨んだフラットアウト。3月に同コースのG1サンタアニタHを制したロンザグリークが追い込んで4着。昨年の2着馬で、前走のG1オーサムアゲインSを圧勝していたゲームオンデュードは5、6番手でレースを進めたが、直線を待たずに失速して7着に敗退。1番人気を裏切った。
勝ったフォートラーンドはG2ドワイヤーS(ダ8.5ハロン)とG2サバーバンH(ダ10ハロン)を制したイードバイ(現在はペンシルヴェニア州ノースヴュースタリオンステーションで供用中)の産駒で、G1BCディスタフ(現G1BCレディーズクラシック)連覇など米、亜でG1・13勝を挙げた名牝バヤコアの孫。昨年までは芝を中心に使われていたが結果が残せず、悪天候で急遽ダートに変更された昨年11月の一般戦を6馬身3/4差で快勝したことをきっかけにダートに路線を転向。3月のG3スキップアウェイS(ダ9.5ハロン)で重賞初制覇を果たすと、続くG2アリシーバSでも2着に好走。G1スティーヴンフォスターHは8着と大きく崩れたが、その後にG3コーンハスカーH(ダ9ハロン)とG1ホイットニー招待H(ダ9ハロン)を連勝。前走のG1ジョッキークラブゴールドカップ招待Sでフラットアウトの3着に入り、大一番に臨んでいた。豪州出身のイアン・ウィルクス調教師(47歳)と鞍上のブライアン・エルナンデスJr.騎手はともにBC初優勝。エルナンデスJr.騎手はこの日が27歳の誕生日だった。

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