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豪州と香港で活躍の殿堂騎手ダレン・ビードマンが引退

2012年11月07日 10時35分

ロンローなどの主戦を務め、2007年に豪州の競馬殿堂入りを果たしたダレン・ビードマン騎手(46歳)の現役引退が10/28に自身より発表された。引退の引き金となったのは香港で今年2月に起こった落馬事故。バリアトライアル(レース形式の調教)で落馬して頭部を強打したことで、退院後も平衡感覚や言語機能に後遺症が残ったため騎乗を控えていた。ビードマン騎手は豪州でデビューした1982/83年と1984/85年にシドニー見習い騎手リーディングを獲得。1984年のG1ゴールデンスリッパーSをインスパイアドで制して、19歳でG1初勝利。1994/95年からは2シーズン連続でシドニー騎手リーディングの座に就いた。1997年に引退を発表し、牧師になるために一旦は競馬社会を離れた。その後、2000年に復帰を発表。2002/03年にトップに返り咲くと、2006/07年まで5シーズン連続(通算7回)でシドニー騎手リーディングに君臨した。G1メルボルンCは1990年のキングストンルールと1996年のセイントリーAUSで2勝。ロンローとのコンビではG1オーストラリアンCなどG1・10勝を挙げた。2006年には子息ミッチェルが騎手としてデビュー。2007年からは拠点を香港に移し、LG1香港ダービー(2009年コレクション)などを制した。

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