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テレグノシスが種牡馬引退

2012年11月07日 10時34分

2002年のNHKマイルC優勝馬で、新ひだか町のレックススタッドに繋養されていたテレグノシス(牡13歳、父トニービン)が今シーズン限りで種牡馬を引退することになった。今後は札幌市のモモセライディングファームで乗用馬として再出発する。
同馬は01年11月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、02年のG1NHKマイルCを内国産馬として初めて制した。古馬になると03年のG2京王杯スプリングC、04年のG2毎日王冠を制覇。フランス、香港のG1を含め、デビュー6戦目から引退まで32戦連続で重賞に出走するなど、長きに渡りマイル戦線の常連として活躍した。タニノギムレット、ノーリーズン、ヒシミラクル、シンボリクリスエス、デュランダル、アサクサデンエンらと同期になる。通算成績は37戦5勝(うち海外4戦)。総獲得賞金は4億5376万2700円(海外分は円換算)。
現役引退後の07年にレックススタッドで種牡馬入り。10年に初年度産駒のマイネイサベルがG3新潟2歳Sを制し、2歳新種牡馬の重賞勝利一番乗りを果たしたが、その後活躍馬が続かなかったこともあり、種牡馬引退が決まった。
同スタッドでは「マイネイサベルが府中牝馬Sを勝った時にはすでに退厩していました。新天地で元気に過ごしてほしいです」と愛馬にエールを送っていた。

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