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約3年ぶりの勝利なるか、2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ

2012年11月01日 10時58分

今年のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)には、2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ(牡7歳、栗東・音無厩舎)、2009年春の天皇賞馬マイネルキッツ(牡9歳、美浦・国枝栄厩舎)、そして今春の天皇賞馬ビートブラック(牡5歳、栗東・中村均厩舎)と3頭のGⅠ馬が登録。なかでもオウケンブルースリは、2009年の京都大賞典(GⅡ)以降、勝ち星がないが、昨年のアルゼンチン共和国杯では2着に入っており、前走の京都大賞典でもクビ差の2着。約3年1カ月ぶりに勝利を飾ることができるかどうか。Vなら、7歳時に勝ち星を挙げた菊花賞馬はグレートヨルカ(1967年6月18日・新潟・オープン①着)以来2頭目。ちなみに、1996年のアルゼンチン共和国杯では、92年の「2歳王者」エルウェーウィンが約3年11カ月ぶりの勝ち星を挙げている。
また、過去10年間のアルゼンチン共和国杯では、前走「京都大賞典組」が4勝を挙げている。今年は2着オウケンブルースリ、3着ギュスターヴクライ(牡4歳、栗東・荒川義之厩舎)などが登録、その走りが注目されるところ。なお、3年連続連対中のトップハンデ馬は、京都大賞典を出走取消したビートブラックで59Kとなっている。

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