ニュース

海外 その他

日本のトレイルブレイザーが挑戦【BCターフ】

2012年10月28日 21時13分

トレイルブレイザーが日本調教馬として初めてG1BCターフに参戦する。同馬は9/14に米国入り。前哨戦に選んだ10/6のG2アロヨセコマイルS(芝8ハロン)では、距離不足に加え、5/27のG2目黒記念(9着)以来の休み明けながら鋭く伸びて2着に好走した。今回はひと叩きと距離延長を追い風に好結果が期待できる。2008、09年にサンタアニタパーク競馬場でG1BCターフが行われた際の勝ち時計はともに2分23秒台。気候的に良馬場が見込め、日本並みの速い時計での決着になりそうなことも好材料だ。
地元アメリカの期待を背負うポイントオブエントリーは好位から早目に抜け出すレースぶりで前走のG1J.ハーシュターフクラシック招待Sまで5連勝中(G1・3連勝中)と勢いがある。2007年のイングリッシュチャネル以来絶えている米国勢の優勝を狙う。
欧州勢の筆頭は愛A.オブライエン調教師が送る昨年の覇者セイントニコラスアベイ。昨年のレースでは直線で鋭い末脚を発揮して突き抜けた。英国ではエプソム競馬場でG1コロネーションCを連覇しているように、左回りも合う。不良馬場だった前走の仏G1凱旋門賞は11着に終わったが、良馬場なら巻き返しの可能性は十分にある。
仏国のシャレータIREは昨年のG1凱旋門賞2着馬。その直後に向かったG1ジャパンCでは7着。4着のトレイルブレイザーとは2馬身1/4差だった。前走のG1凱旋門賞は道悪に泣いて9着に敗れているが、今年は英G1ヨークシャーオークスと仏G1ヴェルメーユ賞を連勝。昨年よりも力をつけているだけに要注意の存在だ。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ